静岡県伊東市の砂浜を覆い尽くす大量の海藻。現場は伊豆半島の東側、相模湾に面した伊東オレンジビーチ。きょう海開きを予定している中、最初に異変が起きたのは先週の金曜日。伊東市によると確認されたのは、日本の沿岸に広く分布している海藻「ジュズモ」。おととい、取材班が現場を訪れると、砂浜には大量の海藻が残っていて、一部が変色していた。山国商店・山田さんは「臭う。いろんな死骸も上がってきちゃってる」などと述べた。市の許可を得て付近をドローンで撮影すると、海の中にも大量の海藻があるのが確認できた。市の担当者である観光課観光施設係・土屋主査は「台風が来てた関係もあって海藻が根こそぎ剥がれたのではないか」などと述べた。今後は専門家を交え原因を調査しながら対策を講じるとしている。伊東市はビーチの清掃を行い、万全の状態で海開きを迎えたいとしている。