千葉・佐原は江戸時代から続く水郷のまちで、当時は水運業が盛んだったそう。伊能家の養子に入った忠敬は家業の商売を盛り上げるとともに地図作りに繋がる勉学にも励んでいたと伝えられている。今回の旅を案内してくれる戸村さんは定年退職後に伊能忠敬の研究を開始し、自作のホームページで魅力を発信しているそう。また伊能忠敬記念館には関連資料が2000点以上所蔵されているそう。伊能忠敬は49歳で隠居すると50歳で天文学を学び始め、55歳から73歳で亡くなるまで地図作りに邁進した。その最大の特徴は正確性で、現代の衛星写真と比べても大差ないそう。戸村さんによると伊能忠敬は測量技術として天体観測を重視したそう。スタジオでは教科書では名前を知っていたが、実際の測量の方法などを知って改めて凄いと感じたなどと話された。