気象庁によると、M7以上の地震が起きた後、1週間以内にM8クラス以内の地震が発生する頻度は、約1%と平常時より高まる。今回の地震がM7を超えたため、発生前より巨大地震が発生する確率が高まり、後発地震注意情報が発表された。国のまとめた被害想定によると、日本海溝・千島海溝でM9の地震が発生した場合、死者は最悪で19万9000人と想定されている。しかし迅速な避難宿で、死者数を約80%減らすことができるとしている。後発地震注意情報では事前の避難は求められないが、1週間は非常用持ち出し用品を用意するなどの対策を行う。後発地震注意情報は、東日本大震災の2日前にも大地震が起きていた事を受けてつくられたものである。
