試合前、投球練習を行っていた大谷翔平。ブルペンに入るのは10日ぶり。パパ初ブルペンとなった。投げた球種はツーシームやスプリットなど28球。3連敗中のドジャースはメジャー初勝利を目指す、佐々木朗希が今シーズン4度目の先発。プレイボール直後にホームランを浴びた。それでも後続をしっかりと打ち取り、最少失点で切り抜けた。その裏の第1打席、大谷が二塁打。するとドジャースはすぐに試合をひっくり返した。2点をリードしたままの5回。佐々木は勝利投手の権利がかかっていたが、先頭打者ホームランを打たれたあと、タイムリーを許し、逆転されてしまう。その裏、再び佐々木を救ったのは大谷、三塁打でチャンスを作るとフリーマンのヒットで同点。佐々木は6回途中にマウンドを降り、メジャー初白星はお預けとなったが、93球の力投に球場から大歓声。7回、再び1点を追う展開、大谷の第4打席、貴重な同点タイムリー2ベース。ベッツの打席は盗塁を成功。チームは8回、一挙4得点。ヒーローインタビューは大谷。復調の兆しが見えた大谷だった。