森英恵が手がけたファッションは総理大臣にも大きな影響を与えた。1969年、佐藤栄作元総理と妻の佐藤寛子さんが渡米した際に寛子さんは森英恵のアドバイスを受けてミニスカートを取り入れた。顕さんによると、寛子さんは日本人が戦後のプライドを取り戻すためファッションのパワーが国際的に重要だと考えていた。従来、日本人女性は外交の場に着物で臨んでいたが森英恵に洋服のデザインを依頼。当時世界の最新ファッションだったミニスカートを取り入れたことで、日本女性が最新ファッションをすぐに取り入れる姿勢を世界に示し演出した。小泉孝太郎は父・純一郎は外交の時のファッションは相手の国の物を取り入れるようにしていたという。またスーツは自分に馴染むかどうかを気にしてしたと話した。
