防衛省は南西諸島の防衛体制強化を図るため去年7月9日に佐賀駐屯地を開設し、オスプレイ17機の配備をはじめ、約1か月かけて完了した。この半年間にオスプレイは訓練飛行の範囲と時間を徐々に広げ、先月中旬からは夜間訓練の対象を九州各地11の自衛隊施設やその周辺にも拡大した。日米共同訓練への参加のほか、長崎県佐世保市の相浦駐屯地に拠点を置きオスプレイと一体的に運用される水陸機動団との訓練も行われるなど一段と運用が本格化している。オスプレイをめぐっては、配備前から騒音や安全性など懸念の声が出ていて、佐賀県や佐賀市によると配備後あわせて数件の苦情が寄せられた。防衛省は訓練時高度300メートル以上確保し住宅地や病院の上空を極力避けるなどとしていて、引き続き安全を最優先とする運用が求められている。
