かつて肥前の国だった佐賀県と長崎県の変遷を地図でたどる企画展が、北九州市で開かれている。小倉北区にある地図の博物館「ゼンリンミュージアム」で開かれている企画展では、肥前の国にまつわる地図やパネルなど27点が展示されている。このうち1736年にフランスで作られた「長崎図」には、地名などの他、当時の幕府が出島周辺の警備のために配置した人数などの情報も書かれていて、厳重な警備体制がしかれていたことが読み取れる。また、1879年の「長崎県管内全図」は、明治政府による廃藩置県の後、佐賀の士族の力をおさえる目的で一時、佐賀県が長崎県に編入された際に作られたもので、佐賀が長崎県の一部として載っている珍しい地図となっている。この企画展は今年5月10日まで開かれている。
