きのうZIP!が向かった神奈川県内のスーパー。おにぎりやお弁当など食感や香りで食卓に豊かさをくわえる名脇役のり。2年前215円で販売していた焼き海苔、きのうの値段は377円と1.7倍以上値上がり。漁協や漁連が販売するのり1枚あたりの平均単価は先月末時点で約19円と5年前の2倍近くに上昇。その影響は老舗のりメーカーにも。山本山は今月1日から焼きのりなど9商品を約2割値上げした。のり弁当が看板メニューだという「ほっかほっか亭」は海外産のりも検討したが今年は他の食材の仕入れ値をおさえるなどして国内産のりの使用を予定。なぜのりの価格が高騰しているのか。有明海の不作が原因の1つだという。海水温の上昇によりプランクトンが増えのりの成長に必要な栄養素を食べてしまうことなどが生産量の低下につながり価格が高騰しているという。この状況に対し漁協は生産量の低下を防ぐために様々な対策をしているという。千葉県では暑さに強い品種を開発。佐賀県ではのりの種付けを海水温が低い11月に行った。その結果、今年は去年より収穫量が増えたという。佐賀県有明海漁業協同組合・中島光さんによるとのりの収穫量が増えれば価格低下が期待できるという。
