さすまたの導入が広がっている。26日、上野の貴金属店に3人組が押し入り、ショーケースを破壊して商品を奪おうとした事件で、その3人組を追い払う際にさすまたが使われた。被害に遭った店から約1分の宝飾店では、外から見える位置にさすまたを置くことで強盗に狙われづらくする対策が行われていた。近くのメイドカフェでは、これまで警察官ら約30人とさすまたを使った訓練を行うなど防犯対策を行ってきた。凶器を持った相手に対し距離を取って退治出来る使用者の身の安全を第一に考えられたさすまたは、電車内やイベント会場、小学校でも欠かせない器具となっている。
元警察官の原明徳さんは長野市内の小学校で防犯・防災アドバイザーを務め、さすまたの効果的な使い方を教えている。警察官の頃は刃物を持つ相手に対することも多く、現役時代からさすまたの改良に力を注いできた。原さんの改良型さすまたは周囲に危険を知らせるためのブザーやライトが付いているため、暗い場所でも使用出来る。さらに栃木県の会社が警察の要望で作った高機能化した最新のさすまたは、瞬時に不審者を拘束する「ケルベロス」や安全の距離から相手の自由を奪う「不動」など様々な機能に特化している。しかし、製品1つで対処するのは危険だという。
元警察官の原明徳さんは長野市内の小学校で防犯・防災アドバイザーを務め、さすまたの効果的な使い方を教えている。警察官の頃は刃物を持つ相手に対することも多く、現役時代からさすまたの改良に力を注いできた。原さんの改良型さすまたは周囲に危険を知らせるためのブザーやライトが付いているため、暗い場所でも使用出来る。さらに栃木県の会社が警察の要望で作った高機能化した最新のさすまたは、瞬時に不審者を拘束する「ケルベロス」や安全の距離から相手の自由を奪う「不動」など様々な機能に特化している。しかし、製品1つで対処するのは危険だという。