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「佐野機工」 のテレビ露出情報

バカリズムが「刺股」の進化史をプレゼンした。刺股はU字型に分かれた柄の先端で相手を傷つけずに制圧するための防犯器具。公共施設を中心に配備され、都内の公立学校の80%にある。ずっと変わっていないように見えて、長く複雑な歴史があり、時代と共に大きく進化しているという。登場したのは室町時代後期~江戸時代といわれる。刀を持った犯罪者を制圧する捕縛用具だった。火事の際には燃えている家屋を壊し、火を食い止める道具としても活躍。消防署の地図記号は刺股そっくり。明治時代になると警察制度や武器の近代化・消化技術の進歩によって徐々に役割を失った。ほぼ絶滅し、明治・大正・昭和の120年間は空白時代となった。刺股が復活したのは1994年。当時は刃物を使った相手との接近戦の危険性が指摘されていた。時代劇で刺股を見た埼玉県警の警察官がメリットを訴えた結果、埼玉県警が平成版刺股を各所に導入し、90年代後半に全国の公共施設に普及した。刺股の弱点は「置き場所に困る」こと。そのデメリットを克服するため、1996年に埼玉県の西入間警察署で長さを調節できる2段階刺股が登場。管内全てのパトカー・捜査車両に刺股を配備した。もう1つの弱点が「壁がないと相手を捕獲できない」。2001年に齋藤斉さんが考案した「サスプラ」は壁がなくても相手を捕まえることができる返しがついていた。「サスプラ」についた今までの刺股になかった機能がクイズになった。正解はプラカードとしても使える。2003年に日本防犯装備が携帯型刺股を開発。最短110cmまで縮めることができた。同年に三力工業株式会社が開発した「ダイハードS」は最短100cm、総重量1.5kgと軽くなったが、刺股の決定的な弱点は1対1で使えないことだった。2005年にスティーラーズが開発した「サスマタタックルPlus」は相手をロックすることができた。警察の依頼をきっかけに刺股の制作を始めた佐野機工・佐野仗みつ社長は2011年にデビュー作「ケルベロス」を開発。先端が巻き付き、相手を拘束することができる。その性能が評価されて警察庁長官賞を受賞した。日本全管「三股警杖」、実川製作「叉護杖」、沢田製作所「すっぽん大将」など様々な刺股が登場した。佐野機工が2013年に発表した「弁慶」は多彩な機能を搭載。自立することも可能となり、再び警察庁長官賞を受賞した。佐野機工は2014年に女性でも使える軽量な刺股「不動」を発表。軽量化に重点を置いたので自立はできなかったが、壁掛けホルダー付きだった。この「不動」も警察庁長官賞を受賞した。ここから刺股はプラスアファ時代を迎える。防犯アドバイザー・原明徳さんは警察官の時に襲われた実体験を元に定年後は刺股の研究に情熱を注いでいる。原が2014年に考案した「セキュリティセイバー」にはLEDライトと防犯ブザーが付いていた。2018年に岩崎製作所が発売した「IWAさすまた まもるくん 警棒付」は持ち手が警棒となっている。2022年にサンエス技研が発売した「刺股ホールド」の今までになかったポイントがクイズになった。

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