倉敷市にサビが目立つ建物がある。建物は1990年に営業を開始するも運営会社が資金難で7年余りで閉館し現在は民間の法人が所有している。解体や活用の計画は特にない。建物は廃墟化が進み侵入者が続出し2020~21年は30人が検挙・指導された。町内会では過去倉敷市に騒音問題と倒壊のおそれについて対策を要望した。倉敷市は管理不十分な状態が続くなら定期的にパトロールなどをする。1988年瀬戸大橋が開通し1991年にバブル崩壊するとホテルや施設は閉鎖した。坂出市の小与島はかつて採石場として栄え最盛期には住民200人が暮らしていたが現在は夫婦一組のみ。1991年島全体をリゾート施設化するため島民全員が開発会社から立ち退きを求められた。しかし、瀬戸大橋ブームの終焉やバブル崩壊でホテルは1997年廃業した。2007年建物が国による競売で約3600万円で落札されたが入金が行われずに取り消しになった。玉野市にある廃墟ホテルは1993年環境庁の外郭団体が約40億円の融資を受けて建設された。しかし、バブル崩壊などもあり資金繰りがつかず工事がストップし一度もオープンせず廃墟化した。現在の所有者は民間の人物で国立公園を管理する環境省は所有者に対し建物を適切に活用するよう相談している。