個人情報保護は名前や顔写真など個人を特定できる情報について活用に配慮しながら保護することを目的に、取得・保管・提供などの際に守るべきルールを定めている。しかし、不正な利用や漏洩が後を絶たない。また、社会のデジタル化で新たな不安も出てきている。個人情報保護委員会が6月にまとめた中間整理では、規制強化と活用推進の両面から大まかな考え方が示されているが、これに対して様々な意見が出ている。個人情報保護委員会を意見を踏まえながら年末までに結論をまとめる方針。専門家は「情報を提供する立場としては、自分に関わる話として関心をもち声をあげてほしい」としている。