個別避難計画は高齢者や障害者など災害時の避難に支援が必要な人について、支援する人の名前や連絡先のほか、避難場所などを事前に決めておくもので、作成は法律で市町村の努力義務となっている。徳島県阿南市では策定率が3月1日時点で36.3%にとどまっていることから地域の防災力を向上させようと、計画を作成した市民にマグネット式のステッカーと計画を保存するケースを配る取り組みを今月から始めた。作成した計画をケースに入れて自宅の冷蔵庫で保管しステッカーを冷蔵庫の扉に貼ることで、災害時に支援者に計画の保管場所を伝えスムーズな避難につなげたいとしている。ステッカーなどは市役所と市内の公民館で無料で受け取ることができる。阿南市地域共生推進課・近久元寿事務主任は「取り組みが地域に広がることによって誰1人取り残さない地域防災が進んでいくことを期待している」と話した。
