クリニックにやって来たのはアメリカから来た4人家族。診察を受けるのは8歳のブレイディくんと5歳のサバナちゃん。フィリピンで10日間旅行を楽しんだ後、日本には1泊予定だったが子供たちが発熱したため滞在を延長したという。元気いっぱいの子供たちだが2人とも38度前後の高熱。蚊に刺されたと聞いて医師の脳裏によぎったのはデング熱。主に高温地域で流行する病気でウイルスを持つ蚊で媒介し人に感染する。人から人へはうつらないが重症化する恐れがあり海外では毎年数千~数万人の死者が出ている。普段は常備しているデング熱検査キットがちょうど在庫切れ。そこでスタッフ総出で東京中の医療機関に電話をかけて近くにある別のクリニックでデング熱の検査ができることになった。その後、デング熱は陰性で子供たちは元気にしているというメッセージが届いた。
