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「倫理資本主義の時代」 のテレビ露出情報

ドイツの哲学者・マルクスガブリエル氏は哲学を他の学問と絡め、斬新な提言を打ち出すことで知られ哲学界のロックスターと呼ばれている。資本主義と人間のよい行いのもとになる倫理の組み合わせが大事だと主張。6月、日本に向け書き下ろした書籍が「倫理資本主義の時代」。環境問題や格差の拡大をきっかけに世界で広がった反資本主義の動きを、あえて真っ向から否定している。あくまで資本主義を守り、その倫理的な側面を強化すべきと主張。企業に対してはビジネスに倫理的な問題がないか点検する最高哲学責任者(CPO)を置くことなどを提言している。欧米の先進国などで政治、社会が不安定になる中、日本の強みは安定した雇用や強い中間層だと分析している。現在の自民党総裁選で、解雇規制の緩和や雇用の流動化などが議題になっているが「雇用の安定を変えることは勧めない。雇用の安定は資本主義の大問題への見事な解決策だと思う」と、日本の解雇をしづらい雇用慣行は大切にすべきと訴えた。さらに今後、日本がSDGsの分野で世界をリードする可能性があると主張する。一方で、ガブリエル氏は現在の企業のSDGsの動きには利益度外視の傾向があると批判。あくまで利益を稼ぐ資本主義の枠組みが重要だと強調する。東京・文京区・東京大学の映像。国連に言及。

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