イントラムロスとはスペイン語で「壁の内側」という意味。町の周囲 約4.5kmが堅固な壁で囲われている。イントラムロスはスペインが貿易で集めた富を守るための要塞都市でもあった。スペイン側の史料によれば、秀吉はルソンの金鉱山を狙っていたとされる。フィリピン大学で東アジアの歴史を研究しているジェリー・ガランさんによると、秀吉よりも前にタイフーサ(倭寇)という名前の日本の海賊がルソンにやって来ていたという。タイフーサが拠点としたのはルソン島北部のカガヤン。20隻近い大船団を率い、この地域を支配していたという。しかし後に、スペイン艦隊との戦いに敗れている。
