厚生労働省が推奨する子どもにの睡眠時間は小学生9~12時間、中高生8~10時間。推奨睡眠時間を満たしていない割合は小学6年は92%、中学3年は86%、高校3年は95%に上る。十分な睡眠は脳の発達に必須。東北大学・瀧靖之教授らの研究によると寝不足の子どもは記憶に関わる脳の器官「海馬」が小さいという結果が出ている。熊本県立宇土中学校・高等学校では柳沢先生の監修で昼休み後に10分間昼寝をするウトウトタイムを導入。成績にもポジティブな結果が出ている。仮眠のコツは昼過ぎまで&短時間。深睡眠に入ると目覚めが悪くなるため注意。昼寝の取り組みは現役世代にも広まっている。三菱地所は新規事業としてシェア休養室「とまり木」を展開。契約企業の社員は好きな時に使用可能。