街でシニア世代に話を聞いていると、趣味から始まったことを推し活として挙げる人は多く、特に聞こえてきたのは“健康マージャン”。88歳の女性は「主人が死んでからマージャンを覚えた」「(83歳から)マージャンやってる。お金賭けないから、楽しいです」と話す。健康マージャンとは、“お金を賭けない!”“たばこを吸わない!”“お酒を飲まない!”の3つを守って楽しむ、今、シニアに大人気の健康マージャン。減少傾向にあったマージャン人口だが、実は今、再び増えつつある。中でも、健康マージャンを楽しむ人は300万人いるとも言われている。この日、行われていた健康マージャン教室の参加者も、ほとんどが未経験のシニア世代。80代の参加者は「脳トレです。80過ぎのおばあさんには、とても難しいもので勉強になりますよ。胸はわくわくドキドキ」と話す。麻雀といえば不健康なイメージがあったが、そのイメージを一新するため、およそ40年前に始まったという健康マージャン。今では95歳の女性も夢中になり、その牌さばきも“お見事”。95歳の女性は「人生(推し)はマージャン。マージャンしかない。他にやることない。たって今更さ、雇ってくれといっても、どこも雇ってくれないしさ」と話す。
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