防衛省が他国の基地などを攻撃する「反撃能力」としても使うとする長射程ミサイルの配備が陸上自衛隊の駐屯地で始まった。反撃能力の保有により、武力攻撃そのものを抑止するなどとしている。高速滑空弾が配備される富士駐屯地の前では抗議活動が行われていた。健軍駐屯地に配備される12式地対艦ミサイルの射程は約1000キロになるという。今後、配備先は増える予定で、上述したミサイルの改良型は横須賀基地所属の護衛艦などで運用開始となる。また、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」はアメリカ製の巡航ミサイルを発射できるよう改修された。8月までに発射試験が行われる。ノルウェー製の巡航ミサイル「JSM」は航空自衛隊のF35A戦闘機に搭載される。防衛庁元幹部の柳澤協二氏は「相手が脅威を感じればそれが攻撃目標にもなりうる。意思疎通し、過剰反応を導かないようにする工夫が必要」などと指摘。
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