きのう、奈良市の学校で落雷があった。サッカー部員ら114人が練習中に落雷。男子中学生2人が意識不明の重体になっている。防衛大学校 教授の小林文明は、昔から春雷という言葉もあるように、春先も結構大気が不安定になって落雷も起きやすいという。日比麻音子が過去にも度々事故があったと、去年4月宮崎県で高校のグラウンドでの落雷などの事例を紹介。文科省は天候の急変などの場合はためらうことなく計画の変更・中止など適切な措置を講ずることと全国の教育委員会などに通知していた。小林文明は、曇天で雨も降っていない、雷の音も聞こえていない、雷鳴も見えていない、こういう中で突然起こってくるのでこういう事故につながる、注意はしているが防ぎきれない部分があるなどと指摘した。雷が来たら頑丈な建物や車に避難を呼びかけた。きょうのイチバンのギモンは「ひらけた場所にいたらどこに避難?」というもの。たとえば木の下での雨宿りはNGだといい、実験映像を放送した。小林文明は、木より人間の方が電流が通りやすい、途中から人間に乗り移ってくるようになる側撃雷などと説明した。傘はとにかくささないのが基本になる。