随意契約による備蓄米について政府は今月末を販売期限としていた。しかし、出庫作業などが追いつかず、備蓄米が届くのが遅れている小売業者などもでていて、販売期限までに売り切れないと期限の延長を求める声もあがっていた。農林水産省によると、これまでに申し込みのあった約30万トンのうち、小売業者が販売できたのは10万7000トン余りにとどまっている。複数の政府関係者によると、農林水産省はこの販売期限を延長する方向で最終調整しているという。新米の本格的な流通の前に価格をさらに下げておく狙いもあるとみられる。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.