地域の人たちの生活を守ろうと元日から休むことなく営業を続けているスーパーがある。輪島市町野町の本谷一郎さん。自宅が全壊し、車などで避難生活を送りながらも店を開けてほしいという近所の人たちの声に応え、地震前から在庫のあった食料品や電池などの生活用品を販売している。 持ち主にとって大切なものを取り出そうという動きも。珠洲市で美容室を営む岸田孝子さん。成人式を前に利用客から振り袖を預かっていたが自宅と美容室を兼ねた建物が被害を受けた。市の要請を受けて活動しているボランティアの人たちが振り袖を探した。作業は2日間に渡って行われ、客から預かっていた9枚の振り袖すべてを取り出すことが出来た。