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「全国パーキンソン病友の会 宮崎県支部」 のテレビ露出情報

震度6弱の揺れを観測した地震からまもなく1か月。難病の患者たちがきのう宮崎市で集まり薬の入手方法など災害時の対応について意見を交わした。この意見交換会は県内のパーキンソン病の患者団体が宮崎市で開いたもので、患者や県職員などおよそ20人が参加した。パーキンソン病は脳の指令を伝える物質のドーパミンを作れなくなり、手足が震えたり動かなくなったりする進行性の難病で、県内には少なくとも1175人の患者がいる。患者はドーパミンを補う薬を飲んでいるが、薬が切れると起き上がるのも難しくなるため災害時、どうやって薬を確保するかが課題となっている。会合では県の担当者が、ふだんから1週間分の薬を持ち出せるようにしておくことや、もし薬が切れたら災害拠点病院で処方してもらうことを勧めていた。これに対し患者たちは「薬が切れるとトイレにも病院にも行けない。1錠でもよいから避難所に届ける方策を考えてほしい」と訴えた。また、速やかな避難が難しいため南海トラフ巨大地震への警戒を呼びかける臨時情報が出た場合、団体が大型バスとホテルを手配し乗り合わせて避難をする対応についても検討をおこなった。

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