- 出演者
- 田代杏子 伊藤雄彦 浅野達朗 坂下恵理
日本列島の現在の雲の様子を紹介。日本列島全体、この時間は雲が無くて晴れているところが多くなっていて太陽が照りつけている。この時間の富山市呉羽山からの眺めのLIVE映像を紹介した。
小林市では台風10号が県内に接近していた先月29日、29.8メートルの最大瞬間風速を観測した。この強風の被害を受けたのが山あいの須木地区でおよそ100軒の農家が生産している特産の須木栗。収穫を間近に控えていた栗のいがが、木の下にたくさん落ちた。落ちてしまった栗は商品にはならず、そのままにして土の肥やしにするしかないという。地区で生産される栗の6割以上を扱っている農業生産法人によるとこうした被害が各地の農園で出ていて、例年は合わせて80トンほどの収穫があるところ今年は2割程度少ない60トンほどにとどまる見込みだという。
震度6弱の揺れを観測した地震からまもなく1か月。難病の患者たちがきのう宮崎市で集まり薬の入手方法など災害時の対応について意見を交わした。この意見交換会は県内のパーキンソン病の患者団体が宮崎市で開いたもので、患者や県職員などおよそ20人が参加した。パーキンソン病は脳の指令を伝える物質のドーパミンを作れなくなり、手足が震えたり動かなくなったりする進行性の難病で、県内には少なくとも1175人の患者がいる。患者はドーパミンを補う薬を飲んでいるが、薬が切れると起き上がるのも難しくなるため災害時、どうやって薬を確保するかが課題となっている。会合では県の担当者が、ふだんから1週間分の薬を持ち出せるようにしておくことや、もし薬が切れたら災害拠点病院で処方してもらうことを勧めていた。これに対し患者たちは「薬が切れるとトイレにも病院にも行けない。1錠でもよいから避難所に届ける方策を考えてほしい」と訴えた。また、速やかな避難が難しいため南海トラフ巨大地震への警戒を呼びかける臨時情報が出た場合、団体が大型バスとホテルを手配し乗り合わせて避難をする対応についても検討をおこなった。
行事などを通じて地域ぐるみで子どもを育む「子ども会」の数が県内ではピークだった40年前の4分の1以下に激減していることがNHKの取材で分かった。「子ども会」は盆踊りやラジオ体操それに清掃活動などさまざまな活動を通じて地域ぐるみで子どもを育む団体。県内では1984年には805まで増えたが、その後は減少に転じ昨年度は200と4分の1以下に激減していることが大分県子ども会育成会連絡協議会への取材で分かった。子どもの加入数も昨年度は4600人余りで記録が残る30年前と比べて6分の1近くにまで減ったという。協議会では、少子化が進んだほか共働き世帯が増えて子ども会の運営を担う保護者の負担が増し、担い手不足に陥っていることが背景にあるとしたうえで、コロナ禍による活動の制限が子ども会離れに拍車をかけたと分析している。
日本海に秋の訪れを告げるベニズワイガニ漁が解禁。今朝兵庫県香美町の香住漁港で初競りが行われた。最も高いものはご祝儀相場もあり1匹50万円の値段がついた。漁は来年5月末まで行われる予定。
ことし6月24歳の男性が7か月かけてヨットで世界一周を達成。単独無寄港、無補給での日本最年少記録を30年ぶりに更新。兵庫県西宮市の会社員、木村啓嗣を紹介。海洋冒険家の堀江謙一も駆けつけて祝福。高校卒業後は海上自衛隊に就職。潜水艦の乗員となった。20歳のとき挑戦をサポートしてくれる会社に転職。「挑戦は人間の特権だと思う」とコメント。
おととし9月5日、牧之原市にある認定こども園「川崎幼稚園」の駐車場にとめられた通園バスの車内に当時3歳の女児がおよそ5時間にわたって置き去りにされ重度の熱中症で亡くなった。事件の発生から2年となるきょう、バスが止められていたこども園の駐車場に献花台が設置され訪れた人が花や飲み物などを手向けて女児を悼んでいた。今回の事件では、ことし7月に静岡地方裁判所は、業務上過失致死の罪に問われた元園長に禁錮1年4か月の実刑を、元担任に禁錮1年執行猶予3年の判決を言い渡しその後、判決が確定している。牧之原市・杉本基久雄市長のコメント紹介。
佐久地域では田んぼや池で育てた小ブナを甘露煮やから揚げにして味わう食文化があり秋の味覚として親しまれている。佐久市にあるJA佐久浅間の施設には地元の農家が育てたおよそ460キロ分の小ブナが集められ、午前4時半ごろから職員たちが出荷用の袋に入れる作業を行った。小ブナは新鮮さを保つため生きたまま水と一緒に袋に入れられ県内のスーパーなどに向かうトラックの荷台に次々と積み込まれていた。JA佐久浅間によるとことしは夏の暑さの影響で小ブナがあまり餌を食べなかったため、大きさは5センチ前後とやや小ぶりで出荷量も去年の半分余りとなる1.3トンを見込んでいるという。小ブナの出荷作業は今月10日まで行われる予定。
- キーワード
- 佐久浅間農業協同組合佐久(長野)小ブナ
パーキンソン病は、手足が震えたり動かなくなったりする病気だが進行を遅らせるために視覚、聴覚をバランスよく使う卓球が注目されている。佐賀県の唐津市では患者たちが集まって卓球を通じて交流する合宿が開かれた。
唐津市の卓球上で行われた卓球合宿。参加者の多くはパーキンソン病を患っている。進行を遅らせるには運動が有効とされている。合宿を企画した・小山理恵さんは自身もパーキンソン病で左手足に震えの症状がある。小山さんは社会人チームを設立し全国大会に導くなど卓球と共に人生を歩んできた。57歳でパーキンソン病を発症したが医師から「リハビリには卓球が有効で患者の国際大会がある」と聞いた。その後、パーキンソン病患者の国際大会で2連覇を達成。“患者同士がつながる場所を作りたい”企画したのが唐津での卓球合宿だった。
金沢市民の台所・近江町市場の鮮魚店には今シーズンの初物となる甘エビやノドグロ、カレイなどが並び、訪れた人たちがさっそく買い求めていた。石川県沖の底引き網漁は資源保護のため7月と8月は禁止されていて、今月1日に解禁されたが、ことしは台風の影響で漁に出るのが遅れきのう、初水揚げが行われた。鮮魚店によると、能登半島地震の影響で輪島港の水揚げがないこともあり、平年と比べシーズンはじめの入荷量は半分以下になっていて、価格は2割から3割ほど高くなっているという。
300年以上前から富山市八尾町に伝わる「おわら風の盆」は、実りの秋を前に風の災害が起こらないことを願い五穀豊穣を祈る県内を代表する伝統行事。今月1日から3日まで行われたことしの「おわら風の盆」の人出について運営委員会によると、初日の今月1日は約7万人、2日目は約2万人、3日の最終日は約4万人で、あわせて約13万人が訪れたという。ただ去年の同じ期間と比べると約6万人少なくなっていて運営委員会では、台風10号の進路について予想が何度も変わり遠方から訪れようとした人が旅行を取りやめるなどしたことが影響したとみている。おわら風の盆行事運営委員会は「天候状況などの問い合わせが相次いだが、心配された中でも予定どおり開催できてよかった。来年も無事に開催したいと思います」としている。
県内有数の米どころ宇和島市三間町は夏場に稲を刈り取る早期米の栽培が盛んで、先月上旬から新米の出荷が始まっている。「道の駅みま」にも地元特産「みま米」の新米が並べられていて、きょうも開店直後から次々と客が買い求めていた。また各地でコメの品薄が続く中県外の客からの注文も相次いでいて、電話を受けたスタッフがコメを発送する対応に追われている。道の駅によると先月の米の売り上げは去年の2倍ほどに上っていて、大阪や兵庫など関西からの注文が多く、なかには1度に100キロほどを購入する客もいるという。精米や袋詰めの作業が追いつかないため一時的に売り場に商品が並ばないこともあるが今年の出荷量としては平年並みを見込んでいるという。
富良野市はワインの本場のヨーロッパに気候が似ているとして1970年代から地元でとれたブドウでワインの醸造を行っていて、今では年間20万本を生産する地域の特産品となっている。ことしもきょうから新酒の仕込み作業が始まり、収穫されたばかりの白ワイン用の「イルシャイ・オリベール」という品種が市内の工場に運び込まれた。この工場では来月21日まで1日あたり6トンのブドウを仕込み、新酒は11月中旬から販売される予定だという。
今朝芽室町で行われた実験では、観光用の熱気球に液化バイオメタンのタンクを搭載し関係者を乗せ地上30メートルほどの高さでゆっくり上昇と下降を繰り返していた。液化バイオメタンは家畜のふん尿を発酵させたガスを液体にした燃料で、大阪の産業ガス大手「エア・ウォーター」がことし5月から酪農がさかんな十勝地方で国内で初めての商用化を進めている。メーカーによると熱気球の燃料に液化バイオメタンを使う場合、通常の燃料に比べて1時間あたり約120キロの二酸化炭素の削減が見込めるという。メーカーは今後タンクの小型化などを進め、来年度中にも熱気球用の燃料として販売を始めたいとしている。
エンディングの挨拶。この後再び列島ニュース。