- 出演者
- 土方康 田代杏子 佐々生佳典 黒田信哉 一柳亜矢子 坂下恵理 宮崎浩輔 久保田拓人 小倉優太郎
オープニング映像。
輪島市では、能登半島地震の被害を受けた6つの小学校が中学校の校舎を借りて授業を行っていたが、きょうから仮設の校舎に移り、2学期をスタートさせた。仮設の校舎は2階建てで輪島市の中心部にある河井小学校の校庭に建設された。輪島市内にある9つの小学校のうち、6校は校舎が被害を受けたことなどから2月上旬に輪島高校を間借りして授業を再開し4月からは輪島中学校に移っていたが2学期からは仮設の校舎で授業を行うことになった。被災した校舎は今後解体が決まっているところもあり6つの小学校は当面、この仮設校舎で授業を続けるという。
岡山県内では9月に入っても30度を超える暑さが続く中、建設作業員の熱中症を防ごうと、岡山市の建設会社では作業中にかき氷を提供する試みが行われた。現場にはキッチンカーが登場し作業員およそ40人に11種類のかき氷が無料で配られた。かき氷は8月下旬から県内10か所の現場で提供していて、費用は会社側で負担しているという。この会社では熱中症対策として空調ファンがついた服の提供などを行ってきたが、ことしからは建設現場のイメージ向上や作業員同士の会話を促すことを目的として、かき氷の提供を始めたという。
岡山県の特産ニューピオーネの産地高梁市で出荷を祝う式典が開かれた。濃い紫で大きな粒の天空の実りは高梁市と周辺で630戸余りの農家がぶどうを生産している県内有数産地。JAによると今年のニューピオーネは日照にめぐまれ糖度が高く11月中旬にかけて1100トン余りを岡山、大阪、東京などに出荷予定。式典ではテープカットをして市場に向けて出発するトラックを見送った。この地域のブドウの販売額は去年、過去最高の20億5000万円余りに達していて、今年も去年並みの20億円の売上を見込んでいる。
火星探査機の開発を進めている日本と米国の大学生で作る学生団体が鳥取砂丘にある宇宙分野の研究施設で開発中の探査機の走行実験を行った。鳥取砂丘にある宇宙分野の研究施設ルナテラスで実験を行ったのは、日本と米国の大学生で作る学生団体「KARURA」。この団体はことし6月に米国で行われた火星探査機の性能を競う学生世界大会に日本人が所属するチームとして初めて出場していて、砂丘の地形が火星の環境に似ているとして去年から実験を行っている。来年の大会に向けて開発中の全長50cmほどの火星探査機の走行実験を行いくぼみのある砂地の坂を何m登れるか、検証し去年の時期の倍以上となる1mほど登れることを確認していた。チームによると来年の大会には4つのタイヤそれぞれにモーターがついた新しい探査機で挑戦することを目指していて、4つのタイヤがトラブルなく動いているかも分解して調べていた。
鳥取・河原町に工房がある因州中井窯の陶芸家・坂本章さんを講師に迎え小学生がオリジナルの器を制作した。この体験は鳥取市立宝木小学校の特別支援学級が授業の一環として行ったもので、3年生から6年生の児童7人が参加した。制作した陶器は乾燥させたうえで、焼き上げられ来月、児童たちが自宅に持ち帰る予定だという。
フィンランド発祥のスポーツ「モルック」は公園などで気軽にできることからヨーロッパで人気が高まっていて、先月はヨーロッパ以外では初めての世界大会が函館市で開かれて日本チームが初優勝し国内でも関心が集まっている。八戸市の城北小学校でモルックを楽しむ催しが開かれ3年生26人が参加した。モルックはピンを1本倒すと書かれた数字が得点となり、2本以上倒した場合は倒した本数が得点となる。児童たちはチームのメンバー同士で作戦を立てながら棒を投げピンを倒すたびに歓声を上げていた。
津軽半島の国道沿いに個性豊かな、かかしが立ち並ぶイベント「かかしロード」。呼び物となる巨大かかし、ことしのモデルは青森県のご当地アイドルりんご娘の元メンバーでタレントの王林さん。初日のきのうは巨大かかしが立つ青森市油川地区でセレモニーが行われた。イベントでは400体が並べられ注目は五所川原市出身の尊富士。大相撲春場所で新入幕力士として110年ぶりの優勝を果たした。また、パリオリンピックの体操男子の金メダリスト・岡慎之助選手など道行く人の目を楽しませている。「かかしロード」は28日まで。
トラフグのはえなわ漁はきのうから解禁されきょう、下関市の南風泊市場には漁業関係者などおよそ50人が集まり式典が行われた。山口県延縄協議会・吉村正義会長が「日本海のふぐは厳しい天気であるほど大きくなって、おいしいです。前年は36トンという好成績の水揚げを記録したのでことしも、その数字を目指していきたいです」とあいさつした。そして全員で漁の安全と豊漁を願って乾杯を行った。そのあと、資源保護のために沖合で放流する、トラフグの稚魚合わせておよそ3000匹を積み込んだ3隻の漁船が出港すると関係者らが帽子を振りながら見送った。漁船は日本海側の山口県沖にある漁場で漁を行い最初の水揚げは9月下旬ごろを予定しているという。
山口県有数の観光地、山口市湯田温泉の温泉街の入り口に設置された「歓迎 湯田温泉」と書かれた大型の看板が老朽化を理由に年度内にも撤去されることになった。湯田温泉のある山口市は、ことし米国の新聞大手、ニューヨー・タイムズの「2024年に行くべき52か所」に選ばれるなど観光客の増加が期待されている。県観光プロモーション推進室は「安心安全を最優先して撤去を決めた。湯田温泉を含む山口県をPRするため今後、いろいろな方法を検討したい」としている。
全国の気象情報を伝えた。
磐梯山のふもとに広がる裏磐梯には四季折々の風景を撮影しようと全国からカメラマンが集まる。北塩原村在住の写真家・黒原範雄さんは、高知県出身で報道写真の仕事を続けたあと、裏磐梯でペンションを始め、30年近く四季の風景を撮り続けている。黒原さんは写真愛好家向けのツアーを一年を通じて行っている。多くの人が知らない特別な許可が必要な撮影ポイントを巡る。裏磐梯の魅力を余すところなく撮影してほしいと考える黒原さん。裏磐梯の自然を撮ることで自分は大きな力に支えられて生きていることに気が付いたという。黒原さんの思いはツアーに参加した人にも広がっている。裏磐梯の風景を撮ることで見えてきた世界。自然の中で命が輝いていた。出演者は「自然が相手ですから二度と同じ巡り合わせがないということも分かりましたし、だからこそ一瞬の尊さが伝わってくる写真だった。言葉一つ一つに裏磐梯の自然への敬意を感じる」等とコメント。黒原さんは13年前の震災と原発事故のあと写真集を出版し、裏磐梯の美しさを伝えるとともに収益を震災遺児の支援に充てているという。
昭和43年9月2日、札幌市の円山陸上競技場で北海道開道100年式典が開かれた。「蝦夷地(えぞち)」と呼ばれていた北海道は、江戸時代後期、ロシアの進出に伴い、幕府直轄地として開発が進められた。そして明治2年のこの日、北海道と命名され、新しい歴史を歩み始めた。名づけ親は幕末の探検家・松浦武四郎。アイヌの人たちが自らを加伊と呼んでいると聞き、北加伊道から北海道になったという。記念式典では2万人を超える道民が集い、華やかな演出で100年を祝った。
平成12年のこの日、2カ月前から噴火が続いていた伊豆諸島の三宅島でそれまでの自主避難に変わり「全島避難」が始まった。それから4年5か月後、火山活動が弱まったことから住民の願いに応え、避難指示が一部地域を除き解除され、島への帰還が実現した。
平成17年のこの日、地球の深部を調べる地球深部探査船「ちきゅう」が公開された。船の中央部に約70mのやぐらが立ち、海底の下7000mまで掘り進むことができる。東日本大震災の翌年には世界10カ国の専門家が「ちきゅう」で震源域の調査を行った。水深約6900mから海底を掘削し、地震の時に発生した摩擦熱で断層の中の水が膨張し、滑りやすくなっていたことを突き止めるなど、大きな成果を上げている。
放送した映像はNHKアーカイブスのホームページからも視聴可能。
- キーワード
- NHKアーカイブスホームページ
タブレット純さんが昭和の雰囲気をたっぷりと味わえる埼玉県羽生市を訪ねた。町中に埋もれてしまいそうなリフォーム専門店の看板にも注目。倉庫のような博物館で白衣を着て現れたのはキヨチ博物館のキヨチ館長。昭和レトロの貴重な玩具や漫画などが展示されている。この博物館は任意の金額を寄付する仕組み。今回は特別にゲーム機で遊ばせてもらった。続いて訪れたのはパブスナック。店内には多くの常連さんが来店していた。昭和生まれの岡戸由美さん・弘美さんが切り盛りしている。レトロな雰囲気で映画の撮影地にも使われているという。こちらでタブレット純が「銀河に抱かれて」を披露。
北欧発祥の「モルック」を小学生が体験という青森局発のニュースを紹介。覚えるまでルールは難しいが、先を読むのも難しそうなスポーツだそう。
- キーワード
- モルック