昭和43年9月2日、札幌市の円山陸上競技場で北海道開道100年式典が開かれた。「蝦夷地(えぞち)」と呼ばれていた北海道は、江戸時代後期、ロシアの進出に伴い、幕府直轄地として開発が進められた。そして明治2年のこの日、北海道と命名され、新しい歴史を歩み始めた。名づけ親は幕末の探検家・松浦武四郎。アイヌの人たちが自らを加伊と呼んでいると聞き、北加伊道から北海道になったという。記念式典では2万人を超える道民が集い、華やかな演出で100年を祝った。
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