JA全農は政府の物価高対策を受けた臨時のおこめ券を1月中旬をめどに発行すると発表した。衆議院を通過した補正予算案には地方交付金による物価高対策が盛り込まれ、政府は自治体におこめ券の活用を促している。おこめ券でコメなどと交換できる価格はこれまでと同じ1枚あたり440円。必要最低限の経費だけを加える形で、販売価格は1枚あたり480円台で検討している。おこめ券は現在JA全農・全米販など2つの団体戦が発行し1枚500円で販売される。交換可能なのは440円分で、残りの60円は印刷代・発行代の利益となっているため、特定団体への利益誘導になるとの批判の声も上がっている。
