初任給でのプレゼントといえば両親への感謝の気持。MED Communicationsの星野さんは、「自分が中学時代使っていた財布を父親が今でも使っていて、見ていられないくらいボロボロ。節約家であまり自分のものを欲しがらないタイプ。服とかも3パターンくらいしか記憶にない」という。星野さんは3人きょうだいの長男。父親は自分のことは後回しで子どもたちのやりたいことをさせてくれたという。妹はバレーボール部、星野さんと弟は滋賀県の強豪・近江高校の野球部。弟は甲子園にも出場している。「これからは自分のためにもお金を使ってほしい」という思いを込め、新しい財布をプレゼントすることにした。その時の様子を撮影してもらった。ソファで寛ぐ父親、星野さんから「渡したいものがある」とだけ聞いており、中身は知らない。そしていよいよプレゼントを渡すと、驚きながらも早速中身を見る父親。新しい財布に大満足な様子。しかしこれまでの財布とは勝手が違うようで、「お札はどこに入れるの?」など戸惑っていた。さっそく中身を移し替える父親に星野さんは「自分にもお金使ってください」と言うと「はい。ありがとう。きょうからこれを使います」と言った。星野さんはこれから毎年恩返しをしていきたいという。