山口県・宇部市に住む山根康輔さんは高校1年生で360度自由自在に動かせる「オムクロタイヤ」を発明。ベルト部分に小さなタイヤが埋め込まれており前後と左右で滑らかに動くが今重機などに使われているタイヤは向きを変える為に何度も切り返す必要がある。この発明は全国から発明品が集まる全日本学生児童発明くふう展で最優秀賞の恩賜記念賞を受賞。彼の開発はPCを使って頭の中で思い描いた物を形にしていた。2年生の時からプログラミング教室に通いイメージを形にする事に取り組んでいた。自作の3Dプリンターで設計した物を形にし小さなパーツを組み合わせたら1つの作品が出来上がるという。好きな研究と学校生活を両立する為に定時制高校に入学。一週科目の他に選択科目から授業を選べるため自分の興味や進路希望に合わせて学んでいる。午前の部に通っていて学校は午前9時に始まり正午過ぎに終わるため午後からは自由時間だという。