日銀がきのう発表した企業短期経済観測調査で、大企業の製造業の景気判断を示す指数は、4期連続の改善となった。一方で先行きの見通しは悪化していて、イラン情勢の悪化で原油価格が上昇するなか、慎重な見方が現れたかたち。きのう行われた日本航空グループの入社式。日本航空と全日空は国際線の運賃を上乗せする燃油サーチャージについて、今年の6月の発券分から最大で2倍に引き上げる方針。きのう発表された一昨日時点のレギュラーガソリンの小売価格は全国平均1リットル170.2円。前週よりも値下がりしているが軍事作戦前よりも高値が続く。日銀は企業の仕入れ価格の見通しも尋ねている。上昇すると答えた企業の割合から下落すると答えた企業の割合を差し引いた指数は大企業の製造業と非製造業ともに減少となっていて、原材料コストの上昇を見込む企業が増加している。新幹線のシートなどに使用される生地などを手掛ける和歌山県の工場では、原材料について仕入れ先から値上げを打診され、加工代に値上げしなくなったという。生産コストは2割ほど上昇してしまう。会社は人手不足の中で計画した簡単に操作できる装置の購入を延期することを決定した洗剤メーカーでは、原材料の汚れを浮かせてとる界面活性剤、その容器も石油由来のナフサを使用している。今後の樹脂の販売価格は2倍3倍になると仕入先から通告があったという。全国銀行協会の加藤勝彦会長は業界をあげて企業の資金繰り支援などにあたるとした。
