NHKニュースサイトより「極めて異常な水準 急騰する航空燃料」というタイトルの記事を紹介。日本の航空会社は「定期航空協会」というのを作っており、イランへの軍事作戦が始まってからひと月後の4月3日に緊急の声明を出した。内容は航空燃料の価格上昇は極めて異常な水準に達しているという内容。日本の航空会社が調達する燃料価格の代表的指標(シンガポール・ケロシン)とWTI先物の価格の推移によると、3月以降シンガポール・ケロシンが違う動きをみせている。WTIは値上がり幅が最大1.7倍だったのに対し、ケロシン(航空燃料)は2.5倍に上昇。考えられる理由としては、戦闘機など軍用機などでも使われるため中東情勢をうけて需要が高まったことなどがあげられる。利用者にも影響が出始めており、燃油サーチャージは当初6月発券分からあげるとされていたのが5月の段階で値上げがきまり額も4月とくらべ最大2倍などとなっている。今後の見通しについて、野村総合研究所・矢崎氏は、中東情勢が落ち着いたとしても航空燃料の精製能力・サプライチェーンの回復には時間がかかるため当面高い水準が続く可能性があるなどとしている。
