バドミントンの奈良岡功大は23年8月の世界選手権で銀メダルを獲得し、今年4月には世界ランクが日本人トップの5位に。石川佳純は奈良岡の指導のもと、バドミントンを体験。さらに初速が時速500キロに達するとも言われるスマッシュ、相手コートにポトりと落とすヘアピンの一種「クロスネット」を目の当たりにした。奈良岡が放つ”奈良岡クロス”はラリー中でも繰り出せる上、打つタイミングもずらすため、相手は対応しきれない。練習で培ったのではなく、試合で思い浮かんだアイデアをやってみたら成功したといい、奈良岡は「練習よりも試合の方が強いって言われるんです」と明かした。
奈良岡の父、浩氏は元国体選手で、指導者でもある。辛い練習のなかで遊び心を持つ大切さを伝えているという。
奈良岡の父、浩氏は元国体選手で、指導者でもある。辛い練習のなかで遊び心を持つ大切さを伝えているという。