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「全日本選抜選手権」 のテレビ露出情報

レスリング53キロ級の藤波朱理選手が金メダルを獲得。幼少期から父と娘で共に歩んできた。父娘で三重から上京し、掴んだ栄光。今朝行われたレスリング女子53キロ級の決勝。藤波朱理の隣には父・俊一さんの姿があった。対する相手は世界ランク1位のジェペス グスマン。序盤から試合は激しい攻防となった。開始約1分で2ポイントを先制し、6対0で第1ピリオドを終える。第2ピリオドも得点を追加し、テクニカルスペリオリティで勝利。五輪初出場にして圧倒的強さをみせた。吉田沙保里さんのもつ連勝記録を超える137連勝を達成。その強さを支えたのが父でありコーチでもある俊一さん。
三重県の藤波家に並ぶメダルやトロフィー。中学2年から公式戦無敗という強さの象徴でもある。レスリングをはじめたのは4歳の時元レスリング選手で国体での優勝経験もある父・俊一さんと兄・勇飛さんの影響だったという。4歳の時、初めて出場した全国大会では試合に負け、涙を流していた。決して最初から強かったわけではなかった。中学時代に全国大会で優勝し、頭角を現すとその後父親が監督を務める三重県立いなべ総合学園高校へ進学。父親の指導の下、高校1年の時にインターハイで優勝するなど数々の大会で優勝。高校卒業後は日本体育大学へ進学。父も高校の教師をやめ、日体大のコーチに就任し、娘と東京へ。その理由について父は「五輪は最高の舞台。私もその中で一緒にコーチとして出てみたい」と話した。父・俊一さんはソウル五輪の最終選考に残るも、あと一歩及ばず。父の夢は娘に託された。競技を始めた時から二人三脚で歩んできた。娘の性格について両親は「負けず嫌い」と語る。パリでの金メダルを目指し東京で2人暮らしを始めた。今年元日には五輪を前に両親と初詣をし、藤波選手は大吉の予感しかしないと発言していた。 

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