1か月前、熊本県を襲った最大震度7の大地震。今も61か所の避難所に2442人が避難生活を余儀なくされている。震災から5日後に撮影した八代市で最も大きい避難所の様子。日中は約200人が避難。食糧が行き渡った避難所があった一方で、ほとんど届かなかった避難所もあった。取材したのは9人が避難する文政小学校では、発災6日後からの数日間は食糧がほとんど届かなかったという。当時避難所に物資を送る市の拠点では、職員とボランティアで食糧の仕分けを行っていたが、入ってくるものは箱単位で管理されていたが、出ていく方の管理が甘かったという。少ない人数で在庫管理が十分にできず、避難所への配分に偏りが起きた可能性があるという。宇城市の拠点には、保管場所がなくなるほど大量の水などがとどき、他の物資の受け入れを断る事態になったという。災害が起きると国は自治体からの要請を待たずに被災した県の拠点に食糧などの物資を緊急輸送する。物資が集まる熊本県の拠点を取材すると、この拠点から各市町村の拠点に送られ、そこから避難所に送られることになっている。しかし県と市町村、避難所の連携がうまく行かずミスマッチが発生。物資のミスマッチの問題は、阪神・淡路大震災や東日本大震災など災害のたびに起きていた。
住所: 熊本県八代市緑町11-1
