長崎・佐世保市では、台風接近を思わせるような生暖かい風が強く吹き付けている。木の幹が時々しなるような動きを見せて、恐怖心を覚えることがある。港の海面に目をやると、水面のうねりがどんどん高くなって、流れるスピードも早くなっているように感じる。長崎県の明日の午後6時までの降水量は、多いところで200ミリという予想になっている。住民の方に話を聞いても、台風30号の情報を注視しながら明日にかけて最大級の警戒にあたるということだった。熊本・八代市は現在雨は降っておらず、海も比較的穏やかなな状態。しかし午後8時の満潮時には岸壁の縁を海水が超えて、一部冠水していた。八代港では7月の熊本地震で地盤沈下が起きている。それ以降、大潮の時は海水が岸壁を超えて冠水するようになったという。8月と9月には近くの水産加工場にまで、海水が流れ込む被害が起きている。現在は潮位は下がってきているが、明日の満潮時には潮位がさらに15センチ以上高くなる見込み。そこへ台風30号の接近で風や気圧の影響も重なれば、海面が一段と上がって高潮などの恐れもあるので、地元の関係者は警戒を続けている。
