今日第212臨時国会が召集さされる。会期は12月13日までの55日間で、岸田首相としては内閣支持率が最低に落ち込む中、立て直しを図る位置付けとなっている。与党は政府が提出予定の法案10本に加え、新たな経済対策の財源を裏付ける補正予算案の成立を期すとしている。これに対し野党は、先月の内閣改造で新たに就任した閣僚の資質などを問うとしている。今日の衆議院本会議では、辞任を申し出た細田議長の後任に、自民党の額賀元財務相が選出されるとのこと。岸田首相の所信表明演説は来週月曜日に行われ、その後各党が代表質問に臨むという。一方経済対策を巡っては、岸田首相が今日自民・公明両党の政調会長らと会談予定で、期限付きの所得税減税を検討するよう指示するとみられている。