28日に投開票を行う衆議院補欠選挙は中でも与野党一騎打ちの島根1区には連日大物議員がかけつけ、きのうは自民党トップ岸田総理が島根入りした。島根県は小選挙区制導入以降全国で唯一自民党が議席を独占してきた保守王国で島根出身の竹下登元総理などが強固な地盤を築いてきた。今回は去年亡くなった細田博之前衆議院議長の後継を決める選挙だが細田氏は裏金事件を招いた安倍派を率いてきた当事者、その重荷を背負うのは島根出身で元財務官僚の新人候補錦織功政氏。事実上の統一候補を立て一騎打ちに臨む野党は元国会議員の立憲民主党亀井亜紀子氏が保守王国崩しを目指す。亀井候補は島根を地盤とした元衆議院議員亀井久興氏の長女で2012年の衆院選では自民党細田氏に敗れ比例復活もかなわなかった。今回の補選は裏金問題で自民党に逆風が吹くなかでの戦いで野党支持を浸透させることが狙い。
一方2001はきのう自民党員との車座対話に出席、その場で厳しい意見が飛んでいた。 先週自民党は裏金問題を受けた政治資金規正法の改正に向け公明党との与党協議を開始したが自公には温度差があり改正案にも隔たりがみられるという。
一方2001はきのう自民党員との車座対話に出席、その場で厳しい意見が飛んでいた。 先週自民党は裏金問題を受けた政治資金規正法の改正に向け公明党との与党協議を開始したが自公には温度差があり改正案にも隔たりがみられるという。