タモリがリニア中央新幹線建設の最前線へ潜入。リニア中央新幹線建設の目的の一つは南海トラフ地震への備え。1日全ての東海道新幹線が止まると約43万人の移動に影響が出る。リニア中央新幹線は東京~名古屋間約285kmの約86%が地下トンネルになる予定。大深度地下と呼ばれる地表から震度40m以上の地下は揺れが地上の数分の1以下と言われている。1日平均18mを目標に掘削し現在約1.6kmほど。リニア中央新幹線が通るルートは南海トラフ地震を想定したものになっている。南海トラフ地震の予想震度は沿岸部で震度7~6強だがリニア中央新幹線は比較的揺れが小さいと想定されている内陸部を走る。総工事費は約7兆円になる見通し。リニア中央新幹線は強い磁石の力で10cm浮いて走行するため走る仕組みそのものも地震に強いポイント。
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