食欲の秋、あんこの季節がやってきた。「マルセイバターサンド」など北海道土産の代表格、六花亭では7日から季節のお菓子が登場。「御容赦どらやき」は水分量の多い新小豆を使うため消費期限が1日。国内小豆の生産量のうち9割以上を占める北海道。一大ブランドを誇る十勝産小豆の収穫はすでに終盤に差し掛かっている。池田町にあん作りの工場を置く十勝製餡。できあがったのは「白い恋人」でおなじみの石屋製菓が手がける「あんボヤージュ！どらやき」で、新千歳空港限定商品。小豆が高騰、品薄、あずきショック。国内全体の小豆の収穫量は前年から3割落ち込み、あんこの価格にも影響が出始めている。去年の夏同様ことしも暑かった日本列島。北海道は9月に入ると冷え込む日も多く、最低気温の平均を比較すると4℃も差があった。今季小豆の品質は良好、「右肩上がりの価格上昇は落ち着くのでは」と話していた。