去年ヘリテージ財団で分裂騒動が勃発し、マイク・ペンス氏が新設したシンクタンクに複数の幹部が移籍したことが明らかになった。シンクタンクの会長は、保守派は自由貿易を経済的・個人的自由と不可分と考え支持してきたが保護主義への転換が起きトランプ氏は貿易を手段として自国の経済圏を閉ざし縮小させた、これらはすべて保守派が堅持してきた理念からの逸脱だ、アメリカの歴史を振り返れば聡明な大統領でも自身の考えに異議を唱える側近から恩恵を受けてきたが今回はそうなっていない、その大きな原因はプロジェクト2025にあると話した。トランプ大統領は中間選挙前の党大会を史上初めて開催し、引き締めを図った。勢いづく民主党の急進左派DSAの存在が、焦りの背景とされている。党大会に合わせて開かれた集会を取材すると、トランプ氏のもとに集った保守陣営の結束が揺らぎ始めた様が見られた。複数の世論調査では強硬な移民対策への懸念を半数以上の人が表明しており、トランプ離れの大きな要因の一つとなっている。
