アメリカ・ニューヨークから中継でリポート。家賃値上げの凍結やバス運賃の無償化などを主張するマムダニ氏は「企業や富裕層への課税で賄う」としているが、懐疑的な声は少なくない。家賃の値上げができなくなれば不動産投資の減少につながり、最低賃金を大幅に引き上げれば雇用が減少するのではないかなどの指摘がある。これに対しマムダニ氏の支持者たちは「やってみなければわからない」と口をそろえていて、変化を求めていることが伝わってくる。共和党にとっては、マムダニ氏の登場はむしろ好都合だという見方もある。マムダニ氏こそが民主党の代表格だと位置づけて、「ニューヨークのように他人が汗水垂らして稼いだ金をばら撒くような国になっていいのか」と問いかける戦略をとれるから。一方の民主党にとっては、政策が大きく左に振れれば中道寄りの層や無党派層を遠ざけるという懸念が根強く、選挙戦を通じて党内が割れているのが現状。
