中間選挙まで半年を切ったが、トランプ政権の支持率はどうなっているのか見ていく。ワシントン・ポストなどが先月末に行った世論調査によると、トランプ大統領を支持すると答えた人は37%、支持しないと答えた人は62%だった。一次政権も含めて不支持率は過去最高となっていて、経済運営についても65%の人が支持しないと答えている。アメリカ労働省が発表した3月の消費者物価指数は前年同月比で3.3%高い状況。イギリスのガーディアン紙によると、ウィスコンシン州で在宅介護の仕事をしている63歳の人は、時給は約2800円だが、「必要な支払いができず何を手放せるか日々考える。給料日まで交通費すらもたないかと心配」と話しているという。大統領の政権運営に対して、有権者が審判する機会とも言われる中間選挙はどうなるのか。中間選挙は4年に1度、連邦議会上院の100議席のうち35議席と、下院の435議席すべてが改選されるなどする。現在の勢力図は上下両院ともに野党・民主党よりも与党・共和党が上回っている状況だが、トランプ大統領の支持率の低迷でどうなるのか。早稲田大学教授の中林美恵子さんに見通しを聞いたところ、「イラン攻撃の影響は大きく、この状況のままであれば下院で共和党が多数を維持するのは非常に難しいだろう。上院は僅差で共和党勝利の可能性が高いと思っているが、民主党にも可能性が残っている」、さらにもし中間選挙で民主党が過半数を獲得したら「トランプ大統領が要求する法律も予算も通らなくなる。大統領令を連発するだろうが裁判所の差し止めで政治は停滞。ただ市民は行き過ぎたトランプ流より停滞を求めるかもしてない」とみている。
