中間選挙を前にトランプ大統領の支持率が下がってきている。先月末は39.8%と政権発足後最低水準となっている。原因は物価高と望まぬ戦争。長期金利も上昇していて、アメリカは30年ものの固定で6%余。野党・民主党に勢いがつく見方があるが、民主社会主義を掲げるグループが注目を集めている。国民皆保険の実現や富裕層・大企業への増税などを掲げ格差の縮小を目指すと主張。アメリカ国民の中には社会主義という言葉を聞いただけで強い抵抗感を感じる人も少なくないが、いかに無党派層を獲得できるかが懐疑的な見方もある。各種世論調査では上下両院で共和党・民主党のどちらが多数派を握るのか見通せない情勢。一方、仮に中間選挙でトランプ大統領の意に沿わない結果になった時に「不正があった」などとして実際に選挙結果を認めないのではないかとの憶測も出ている。
