午前10時すぎ、選挙管理委員会のもとを訪れた斎藤元彦知事。当選証書が手渡され、2期目の県政が正式にスタートした。その後、出迎えた県職員ら約1200人を前に意気込みを語った。パワハラ疑惑などで告発を受けた斎藤知事は今年9月、県議会から全会一致で不信任決議を可決されて失職。出直し選に臨み、約110万票余りを獲得して知事の座に返り咲いた。勝因の一つとなったのがSNSだったが、百条委員会・奥谷謙一委員長は「SNSを通じてデマが広がるのは怖いと率直に思った。」と話した。誤った事実の拡散や斎藤知事の疑惑などを調査する百条委員会の委員に対する誹謗中傷が相次いでいるという。家族を守るために身を引いたとして、昨日付けで立憲民主党系会派の県議が議員辞職するなど新たな懸念のほか、これまでの軋轢もあり、議会・職員との連携は容易ではないという。再び県政を担うことになる斎藤知事は就任会見で「ワンチームで兵庫県庁をやっていく事が大事。その前提として私自身が感謝の気持ちと謙虚な心を抱いて職員の皆さんと共に頑張っていきたい。」と話した。一方、今月25日に予定されている百条委員会の証人尋問には全国知事会への出席を理由に欠席する可能性があることを明らかにした。
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