兵庫県知事選挙はきのう投開票が行われ、前知事の斎藤元彦氏が再選を果たした。神戸市生まれの47歳で、2021年の知事選挙で初当選した。自身のパワハラ疑惑などの告発文書問題で、県議会から不信任決議を受け、9月に失職していた。選挙戦では、兵庫の躍動を止めないをキーワードに、若者世代への支援の継続などを訴えた。出口調査では、斎藤元彦氏は、自民支持層の5割弱、維新支持層の5割強に加え、無党派層からも全候補のなかで最も多い5割を超える支持を集め、前尼崎市長の稲村氏らを退けた。投票率は、55.65%で、前回を14ポイント以上上回った。