能登半島地震から8ヶ月余り。災害の発生直後は自治体は災害復旧や生活支援への対応に追われて、学校の再開など子どもたちの学びが遅れるといった指摘もある。木村祥子解説委員が「能登半島地震では全国から教職員が660人を超える教職員やスクールカウンセラーなどが被災地に入り、学校の再開や子どもたちの心のケアなどに当たっていた。地震の発生直後から被災地に入って活動していたのが兵庫県をはじめとするこの5県(兵庫県、熊本県、宮城県、三重県、岡山県)だった。この5つの県は過去に大きな災害などを経験していたので、教職員たちによる学校支援チームがすでにできていた。その先駆けとなったのは兵庫県で、阪神淡路大震災を教訓に2000年に学校支援チーム「EARTH」が発足した。現在は公立の小中高校の教職員238人が登録されていて、能登半島地震では延べ119人が活動したという。そこで国は被災地に全国から教職員チームを派遣する仕組みD−ESTを創設することになった」のスタジオコメント。