愛媛県内子に住む永積崇は音楽をしていて発想などを頭でなく体で受け取れるのが自分にとって心地よいデザインだという。明治初期から日本中の左官がてがけたこて絵。家主に仕事をもらった礼として作ったのがはじまり多くは鯉や鶴などの縁起物がモチーフ。内子町はこて絵の名所。虎の目が墨を塗ったガラス玉で表現されるものなどがある。また鶴のこて絵に永積は躍動感があると答えた。こて絵の原点は遊び心。今もそれを体現し続ける。市兼さんは左官歴60年。当初はこて絵の修理などをしていただけだったが自ら作品を作りはじめた。
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