日産自動車の中間決算は、主力の米国市場での販売不振などから、営業利益、最終的な利益ともに90%を超える大幅な減益となった。大幅な減益は、主力の米国市場で販売不振が続き、てこ入れのための販売費用が増えたことや、EVシフトが進む中国市場でも販売が落ち込んだことなどが主な要因。このため会社は、経営の立て直しに向けて、世界で生産能力を20%削減し、従業員9000人を減らす方針を示した。経営責任を明らかにするため、内田社長が今月から役員報酬の50%を自主返上するとしている。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.