きょう発表された日本のGDP国内総生産は去年1年間で0.1%のプラスとなり、4年連続のプラス成長となった。都内に住む高島さん一家を取材。夫婦共働きで4歳になる息子と3人暮らし。家計簿アプリ「マネーフォワードME」で記録していて、食費・光熱費は月1万円以上増加したという。献立の工夫で節約。実質GDPの成長率のグラフ(前年比)(内閣府より)。個人消費の弱さが浮き彫りに。好調なインバウンドなどを背景に4年連続でプラス成長。個人消費は0.1%減。4年ぶりにマイナス転換。去年のエンゲル係数(支出を占める食費の割合)は28.3%。1981年以来43年ぶりの高水準。高島さんが務める会社では去年、約7%ほどの賃上げがあったが、焼け石に水だという。専門家の新家義貴氏は今交渉している春闘は高い伸びになりそうだが、物価が高ど待っていることで実質的な賃金はほとんど増えないのではないかと見ている。