きのうの東京外国為替市場の円相場は一時1ドル154円70銭台とおよそ34年ぶりの円安ドル高水準をつけ、円安が一段と進んでいる。FRB・パウエル議長が“利下げに踏み切るまでにはさらに時間を要する”との認識を示したことで米国の利下げが遅れるとの見方が広がり、ドル買い円売りが強まった。またパウエル議長の発言を受け、日経平均株価も節目の3万8000円を割り込んだ。